除雪機またまたやっちゃいました・・・
先日の暴風雪の直前、満を持して屋根の雪下ろしを決行しました!
↓地面ではなく屋根の上
晴れていると青空に真っ白な月山が見えて最高の眺めですが、今回は曇り空で残念でした。
屋根の雪下ろしは気温が低い午前中にするのが鉄則です。
気温が上がるとトタン屋根表面の氷が溶けだして、雪ごと滑り落ちてしまうからです。
もう一つは完全に屋根の表面が見えるまで除雪しない事。
雪がないトタン表面は長靴で立っていられないほど滑るので、10cmくらい雪を残す事で安全に作業ができます。
なんとか暴風雪が来る前に雪下ろしを終える事ができましたが、その後思わぬトラブルが・・・
落ちた雪が庭に山のように積もり、それを除雪しようとしたとき、
雪山に大きな氷が混ざっており、除雪機がその硬さに耐えられず壊れてしまったのです(・_・;)
ということで、ここからはホンダ除雪機HS1180Zの修理作業を載せます。
同じようなトラブルにあった人の参考になれば幸いです。
さて、今回の故障箇所はオーガ左右にあるベアリングが外れてしまったというもの。
オーガ左右のベアリングを取り付けるにはオーガをハウジングから引き出さなければなりません。
このHS1180Z かなり古い除雪機なので、最近の機種のように簡単にオーガが外せないので大変です。
↓こちらは分解作業を終えてオーガを外した後の写真。ここまで辿り着くまでが素人には長い道のりなのです(^^;
まずはオーガを傾けるハイトシリンダーを外します。
更に本体のボディカバーを外し(左右それぞれ2本のボルトで止まってる)、シューターを上下するワイヤーとシューター本体、シューターを回転させるモーターの配線カプラも外していきます。
次にオーガにエンジン動力を伝えるVベルトを緩めます。
↓Vベルトがプーリーから外れないように隙間調整している金具を緩めて、Vベルトをずらしてあげます。
↓あとは機体とオーガハウジングを繋いでいる金具と3本のボルトを外せば 「ガコッ!」とオーガ全体を抜き取ることが出来ます。
↓オーガ側のVベルトプーリーを、振動を与えて少しずつ引き抜いていきます。大き目のプーラーがあれば簡単に外せます。
↓あとはオーガとハウジングを止めているボルト数本外せば、オーガを引き抜くことが出来ます。
ちょっと大がかりな作業でしたが、無事に作業を終える事ができました。
電話で的確なアドバイスをして下さった隣町(朝日町)の五十嵐農機さんには本当に感謝しております(^^)
こんどあらためてお礼に伺いたいと思います。
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