ぼくはラッセルで除雪し、小正月の縄を綯い、子どもの成長に感動した
タイトルを斎藤幸平さんの著書風にしてみました^^;
本格的な冬を迎え、ここ大江町でも雪と格闘する時期になりました。
先日、一晩で降った雪の様子(-_-;)
最近アメリカでも死者を出すほどの大寒波が襲ったというニュースを視ましたが、日本も他人事ではなくなってきているように感じます。
積雪の高さだけみれば、この写真のような積もり方は昨年まで年に数回ありました。
しかし、これまでと明らかに違う感じ・・・それは雪質。
温暖化の影響で冬の気温が高いので、ズシリとした雪なんです。
今までは同じような積雪があっても、軽くてふわふわの雪で除雪も何とかこなせてました。でも今年は一度に降る量が多いうえに重い。
まだまだ冬に入って初期の段階でこれだと、3月までにはどんな事になるのか不安になります。
こちらはビニールハウス周りの除雪風景 トラクターのラッセルが今年も大活躍!
機械が途中で故障しないように祈るばかりです(ーー;)
一方こちらは、町の小正月行事「雪中田植え」の準備
年明け1月15日に、大江町の中央公民館で一年の無事と五穀豊穣を願って行われる行事が「雪中田植え」です。
長年の伝統行事を支えてこられた方々が段々とご高齢となり、行事の存続も難しくなりつつあります。
そこで、その方々が健在のうちに、伝統行事における様々な準備作業を継承しておこうと、毎年お手伝いに参加させて頂いています。
しかし、年に一度しかしない作業なので、縄綯いの技術もなかなか進歩しません(ーー;)
80歳くらいのお爺さんに比べて、1/3くらいのスピードでしか作れませんでした。
しかも出来上がりが雑・・・
もし、このお爺さんたちがいなくなった後、自分が同じように出来るのかとっても不安です。
昔の営みにたくさんの人が興味をもってもらえるように、もっと繋がりの輪を広めていく努力をしないといけませんね。
うちの娘とその友達が五月女(さおとめ)役で雪の中で田植えをします。
どなたでもご覧になれますので、興味がある方は是非お越し下さい(^^)
その娘が書いた書道の作品が、尾花沢市長賞をいただきました。
親が知らないうちに、こどもはどんどん成長していくものですね。
こどもの長所の芽を潰してしまわないよう、これからも見守っていきたいと思います。
そして、最近また面白いネットラジオ番組を見つけたのでご紹介です。
社会問題をデータで楽しく深堀りチャンネル #ソーシャルレンズラジオ (google.com)
社会を良い方向に進めるために、こうやって情報発信して下さる方々には感謝しかありません。
兵庫県明石市の子育て環境づくりの説明や、明石市長さんの思いも勉強になりました。
スウェーデンの若者が、なぜ積極的に社会参画に関わるのかなど、社会的な土台から説明してくれててわかり易かったです。
政治というのは遠い存在ようで、実は私たちの生活に直結するメチャメチャ身近で重要なものですよね。
今、私たちがあたり前に持っている市民権は、世界中の先人たちが命がけで多くの革命を起こし犠牲を払った結果もたらされたもの。
その権利は、選挙で投票に行くだけではなく、意見があれば行政や議員を通して国へも届ける事ができますし、自らに強い意志さえあれば、議員に立候補する事さえ出来るのです。
奴隷制度や階級制度があたり前だった時代には、到底考えられなかった事ですよね。
日本の国民一人ひとりがその本当の価値に気づき、自らに与えられた権利を馬鹿にしないで少しでも社会を良くするための行動をしたら、社会は一気に変わるだろうなと思います。
我が家のこどもたちは、「早く選挙権が欲しい!」と言っています。
まずは今の主権者である私たち大人が、社会参画のお手本を示さないといけないですね(^^)
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