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2022年2月

2022年2月21日 (月)

冬のあれこれ

大変ご無沙汰しております(^^;

また久しぶりのブログ更新となりました。

この冬も厳しい寒さが続きましたが、はしもと家は無事に生存しております!


冬の我が家は、雪が降ればせっせと除雪。

雪が降らない日はほぼない中で、家の周りやビニールハウス周りの除雪と、雪の下野菜(人参・大根・かぶ・キャベツなど)がある畑までの農道の除雪に結構時間をとられています。

寒くて辛い冬作業ですが、最近インターネットラジオ(ポッドキャストとかSpotify)を聞きながら頑張っています。

中でもオススメなのが、コテンラジオ。https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%82%92%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%8F%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%82%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA-coten-radio/id1450522865

パーソナリティとその仲間たちが、テーマに沿ってたくさん集めた情報を、素人にもわかり易いように楽しく教えてくれてます。

他にもたくさん面白い番組がありますので、是非インターネットラジオ聞いてみてはいかがでしょうか。


さて、農園の話に戻りたいと思います。

雪国山形において、農場など広範囲の除雪作業で活躍するのがトラクターに装着したスノーラッセル(何年か前に新潟県に中古品を買いに行きました)。

しかし積雪1mを超えてくると、この機械でも少ししんどそうです(-_-;)
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露地に植えたままの野菜は1m以上積もった雪の下から掘り出します(>_<)
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そして葉物野菜を育てるビニールハウスを大雪から守るためには、屋根から雪が落ちるスペースを確保しておくのが大変重要です。

雪国では冬の除雪作業も考えて、ビニールハウスの建設場所を考えなくてはいけませんので、山形での就農を考えておられる方は参考にして下さいね。
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その他にも寒い時期の大切な仕事として、米糀を使った加工品づくりがあります。

地元の糀屋さん(菊地糀屋さん)にお願いして、うちの米で米糀をつくってもらってます。

数少ない地元の糀屋さんとして、これからも頑張ってほしいです。
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米糀に、炊いたお米と水を加えて55℃くらいで保温。8時間ほどすれば優しい甘さの甘酒完成です(^^)

これを保存袋に入れて冷凍保存しておけば、過酷な夏に重宝するスペシャル栄養ドリンクになるのです。
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そして定番の味噌づくり。お塩以外の米や大豆は自家製です。

こちらも糀屋さんにお願いして、米60kg+大豆30kgの割合で木の樽に仕込んでいます。

7月を過ぎた頃から美味しい味噌が食べられます。
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数年前に味噌づくり企画を行って好評だったのですが、コロナ禍という事で今年行えるかは微妙な状況です。

楽しみにして下さっている皆さんには大変申し訳ありません。実施できそうな時は、またあらためてご案内させていただきますm(__)m


農園以外の行事では、小正月に向けて歴史民俗資料館や中央公民館の団子木飾りもお手伝いしました。

今年もコロナウィルスの影響で、雪中田植えなどの小正月行事は実施されませんでしたが、五穀豊穣と一年間の農作業の安全を祈願して飾りつけを行いました。
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こちらは地元伏熊地区の『おさいとう』という行事です。

稲藁や豆殻、古い正月飾りなどを燃やして一年の無事をお祈りします。

小学校に通う子ども会のみなさんと作った雪灯篭が優しく辺りを照らしていました(^^)
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2月中旬を過ぎると少しずつ春の足音が。

ビニールハウスの中ではカエルや蜘蛛が活動を始めています。
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厳寒期は卵を産まなかった雌鶏たちも、ゆっくりとしたペースで産卵始まりました。有難くいただきます(^^)
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猫はまだまだ屋内がいいようで、事務作業の邪魔をする姿に癒されます(#^^#)
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最後に雌山羊のシロが発情期を迎えた様子を動画でお見せします。
普段はあまり愛想のないお母さん山羊(餌を持って行くときは嬉しそう)ですが、この発情期は切なく大きな鳴き声と高速でフリフリする尻尾がなんとも愛らしいのでした。

冬は恋の季節💗 - YouTube


次はいよいよ種蒔き準備。踏み込み温床づくりを開始します!

作業が一段落したら、またブログに載せたいと思います。

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