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2021年1月

2021年1月12日 (火)

有機農業が気候変動から受ける影響


昨年に作つけした秋冬野菜

はしもと農園はたくさん失敗しました。



冬定番の大根やカブ、白菜、茎立ち類などアブラナ科の野菜たち。残念ながら虫食いだらけです。

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あるお客様より「冬定番の野菜(おそらく大根・カブ・白菜)はしっかりと生産してほしい」旨のご指摘をいただきました。



我が家でも、例年より手を抜いたりしたわけではありませんが、

今までの育て方が通用しなくなってきているのを感じています。



秋~冬の野菜を無農薬で育てようとした場合、重要になってくるのが種蒔きのタイミングだと思っていました。



秋、日が短くなり夜間の気温が下がり始まると、害虫たちの行動も鈍くなり、越冬の準備に入ります。

そのタイミングで畑に種を蒔く。あるいは苗を定植すれば、食害の少ない野菜を収穫出来る確率が上がります。



ところが近年、ここ山形県でも残暑が長く続くようになり、虫の活動が衰えぬまま急に冬がくるように感じています。

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関東や西日本であれば、種蒔き時期が多少遅れても、初冬ある程度暖かければ野菜は生長してくれます。


しかしここ山形では、秋冬野菜の種蒔きが遅れると、その後の生育が追い付かず致命的な状況となってしまうのです。



防虫ネットなどを使用して種蒔きや定植を予定通り行いましたが、

結果は大失敗となってしまいました。



毎年 目まぐるしく変化する気候への対応能力が、これからの農家には求められてきます。


そこに化学肥料や化学農薬、防虫ネットなどの原油由来の資材に依存して対応していたのでは、

ますます自然の環境を破壊し、気候変動も収まりません。




来年は害虫忌避作用のある作物との混植なども導入して、環境破壊の抑制を意識しつつ、

季節ごとに定番のお野菜を、間違いなくお客様へお届けできるよう頑張りたいと思います。

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2021年1月11日 (月)

雪国の晴れた休日には


野菜の収穫日だった3連休最後の日。


久しぶりにキレイな青空と暖かい太陽を見ることが出来ました🌞


仕事が一段落したところで、子どもたちと一緒に雪国らしい遊びをしてみました。


↓スコップとバケツを駆使して一生懸命 ”あるもの”を造っています。
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↓こちらはバケツでつくった雪灯篭。ロウソクは、お隣り朝日町の安藤さん(ハチミツの森キャンドル)の蜜蝋キャンドル。毎年3.11に山形市で行われる「キャンドルナイト」で作らせて頂いたものです。
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↓そして出来上がったのがこちら!! 雪の滑り台です!!(^^♪
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一般家庭でこんな事ができるなんて、雪国もそれほど悪くないと思いませんか~~(#^^#)

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各地に多大な被害をもたらした今回の大雪。



多すぎる雪には本当に心底苦しめられますが、

子どもたちには少しでも雪国の素晴らしさも伝えていけたらと思っています。



ここ山形が関東や西日本と比べて田畑の獣害が少ないのは、このたくさんの雪のお陰でもありますしね。


田畑にたくさんの潤いを与えてくれる雪。

大雪にあっても感謝の気持ちを忘れず、上手に付き合っていけたらと思います。



田舎への移住を検討されている方がおられましたら、


雪国山形県(特に大江町!)も是非、候補地としてご検討いただけたらと思います!



↓今日の一枚。ヤギの”つくし”くん。大好物の米ヌカをもらって嬉しそうです(^^♪
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2021年1月 9日 (土)

除雪機またまたやっちゃいました・・・


先日の暴風雪の直前、満を持して屋根の雪下ろしを決行しました!


↓地面ではなく屋根の上
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晴れていると青空に真っ白な月山が見えて最高の眺めですが、今回は曇り空で残念でした。
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屋根の雪下ろしは気温が低い午前中にするのが鉄則です。

気温が上がるとトタン屋根表面の氷が溶けだして、雪ごと滑り落ちてしまうからです。


もう一つは完全に屋根の表面が見えるまで除雪しない事。

雪がないトタン表面は長靴で立っていられないほど滑るので、10cmくらい雪を残す事で安全に作業ができます。



なんとか暴風雪が来る前に雪下ろしを終える事ができましたが、その後思わぬトラブルが・・・



落ちた雪が庭に山のように積もり、それを除雪しようとしたとき、

雪山に大きな氷が混ざっており、除雪機がその硬さに耐えられず壊れてしまったのです(・_・;)




ということで、ここからはホンダ除雪機HS1180Zの修理作業を載せます。

同じようなトラブルにあった人の参考になれば幸いです。



さて、今回の故障箇所はオーガ左右にあるベアリングが外れてしまったというもの。

オーガ左右のベアリングを取り付けるにはオーガをハウジングから引き出さなければなりません。


このHS1180Z かなり古い除雪機なので、最近の機種のように簡単にオーガが外せないので大変です。


↓こちらは分解作業を終えてオーガを外した後の写真。ここまで辿り着くまでが素人には長い道のりなのです(^^;
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まずはオーガを傾けるハイトシリンダーを外します。
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更に本体のボディカバーを外し(左右それぞれ2本のボルトで止まってる)、シューターを上下するワイヤーとシューター本体、シューターを回転させるモーターの配線カプラも外していきます。


次にオーガにエンジン動力を伝えるVベルトを緩めます。

↓Vベルトがプーリーから外れないように隙間調整している金具を緩めて、Vベルトをずらしてあげます。
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↓あとは機体とオーガハウジングを繋いでいる金具と3本のボルトを外せば 「ガコッ!」とオーガ全体を抜き取ることが出来ます。
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↓オーガ側のVベルトプーリーを、振動を与えて少しずつ引き抜いていきます。大き目のプーラーがあれば簡単に外せます。
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↓あとはオーガとハウジングを止めているボルト数本外せば、オーガを引き抜くことが出来ます。
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ちょっと大がかりな作業でしたが、無事に作業を終える事ができました。


電話で的確なアドバイスをして下さった隣町(朝日町)の五十嵐農機さんには本当に感謝しております(^^)


こんどあらためてお礼に伺いたいと思います。

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2021年1月 3日 (日)

自然の脅威はつづく

1月7日から数十年に一度の大寒波がくる予報が出されました。


今度のは大雪に加えて強烈な暴風が吹き荒れるようです(;一_一)



今まで数十年に一度といわれた規模の災害が、かたちを変えて代わるがわる毎年起きる昨今。


私たち人間が文明の進歩と思いながら突き進んできた代償は、とてつもない規模の災害となって降りかかってきています。



こうなってくると、今の資本主義経済で求められてきた「必要以上の消費を促す仕組み」は、本当に続いていくのだろうか?


続けて行って良いのだろうか?と、悩み考えてしまいます。



自分が会社員を辞めて農業の道に進んだ理由もそこでした。



でも、今の社会の仕組みでは、自給自足だけの農業では生きて行けません。


住居を確保し、結婚、子どもを産み育て、学問を習わせ、社会に送り出す。


自分たち以外の分の農作物を育てるために農機具を買い揃え、車で農作物を運ぶために燃料も使う。


家族が個人個人の暮らしやすさを追求して核家族化が進めば、残された年寄りは一人で生きるためにまた「お金」を稼がなければならない。



自分でできない事や、つくれない物に囲まれた生活をおくるために必要となる「お金」。



世界中の人が必要以上を求めず、互いの違いを認め合い、全てを平等に分かち合える事が出来たなら、


今のような自然の脅威に怯える社会は来なかったかもしれません。



何千年も前にお釈迦様が、人間の煩悩について語っておられるのに、


それを改めることなく欲望のまま過ごしてきた結果が、今の社会の姿に思えてなりません。



競争から生まれた数々の便利な技術。


それは競争ではなく、協力することからでも生み出せるものなのではないでしょうか。


人間以外の自然の多様性も大切にし、競争による必要以上の消費行動をしなくてすむ社会が、早く構築されることを願って、


自分に出来ることから日々少しずつ行動に移していけたらと思っています。




長々と書いてしまいましたが、話は戻って目の前の防災について。


大雪による停電の恐れがあるので、電気に頼らない暖房器具や、除雪に必要な道具・燃料・機械の整備と車のガソリン補充、


それと数日間は外出しなくても済むような食糧の確保など、皆さんもどうか気を引き締めてお過ごし下さい。



↓そんな難しいことは頭のスミにもない”ねこ”

久しぶりにスズメを捕まえて自慢げな様子です。

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↓ビニールハウスの中のニワトリたちも相変わらず元気!

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↓大雪といえば定番のこれ。今日の子どもたちの力作です(^^;

目やそばかす、体のボタンはクズ豆。鼻は人参、口は豆の鞘。笠を被せてかなり存在感があるものに仕上がっております。

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どうか世の中が安穏でありますように。

今日もブログを読んで下さりありがとうございました。

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2021年1月 2日 (土)

年末年始の「はしもと農園」こんな感じです。

新年明けましておめでとうございます。


コロナウイルスや寒気の影響が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか❓



ここ山形県大江町は相変わらずの雪景色。


年末年始にかけて、一日に10~40cmくらいずつ雪が降り積もり、毎日どこかしらの除雪作業をしている我が家です。



先日、雪が一時的に止んだ瞬間を見計らって、ビニールハウスの野菜たちに水やりしに行ってきました。


↓「水やり楽しい!」と一生懸命手伝ってくれる長男。

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いつもは一人孤独な作業ですが、長男のおかげで全く違った愉しいひと時になりました(^^)




↓一方こちらは、大雪の前に外の小屋からビニールハウスの中へ引っ越したヤギ達。

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ヤギは湿気を嫌うので、乾いたハウスの中で寒気からも守られてご満悦のようです。


今年は田んぼや畑に放牧して、除草や圃場の肥沃化に活躍していただこうと思っています。




それにしても今年はどんな一年になるか想像もつきません。


少しでも皆さんの生活が安らかな年でありますように。




毎年何かしらの失敗がある我が家の農業。


お客様の要望にもお応え出来ないことも多く申し訳ありません(T_T)



今年こそはと、めげずに一生懸命頑張って参りますので、

引き続きお付き合い下さいますよう どうぞよろしくお願いいたします。

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