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2020年11月17日 (火)

お米がつくれない

うちの田んぼに水を引くための貯水沼


山の水を貯めるため、山間に盛られた堰が耐震強度不足という事で、令和4年まで補強工事が行われます。


その影響で来年、再来年とお米作りが出来ません。


我が家で食べる米すらも作れない・・・


でも2年間我慢すれば、今後巨大地震などが起きても安定的に水が引けるのだから良しとするしかありません。



昭和20年頃に作られた巨大な貯水沼


現代のように強力な重機もない時代に人力で造ったなんて凄すぎます。



先人たちの多大な苦労があるからこそ、今の豊かな田園風景がある。


我々現代人はその尊さを忘れてはいけませんね。




そして水稲が作れない間、空いた田んぼはどうするかというと・・・


大豆を育てようと思います。

Dsc_0031
これは水はけが悪い田んぼを畑地化するために排水溝を掘った様子です。


なぜここまでして大豆を作るのか。


所得を稼ぐ他に重要な理由があるのです。


それは、


我が家の米づくりは除草剤を使わないため、毎年の除草作業が非常に大変なのですが、


数年大豆に転作していた田んぼで水稲を作ったところ、稲の生育を阻害する水生雑草がほとんど生えなかったのです。



私が除草機を使って田んぼの中を歩く姿を見た人は、無農薬の米を一生懸命に育てているなぁと思うかもしれませんが、


除草剤を使う慣行栽培に比べるとあまりに大変そうで「自分も無農薬で米づくりしてみようか」という気にはならないと思います。



自然環境保護のため無農薬の米づくりを広めるためには、とにかく誰でも楽に出来る方法を確立して、取り組み易い状況にしなければなりません。


水稲の転作として大豆を作付けすることで、無農薬の米づくりが楽に行える・・・となれば


無農薬米の栽培面積が増え、自然の生物多様性も改善され、国内自給率の低い大豆の生産量も増える。


田んぼの耕作放棄も少なく出来るかもしれない。



先人たちが心血注いで造り上げた田園風景をなんとか荒らさないように、


今より更に自然の多様性を育みながら維持していきたいと思う。

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