常在菌が要の味噌づくり
先日、上山のtokinoniwaさんでの味噌づくり教室に参加させていただきました。
娘の同級生ママ友たちで和気あいあいと
子どもたちも知った顔ばかりなので、楽しく体験できました
味噌は京都に行ってからは、毎年手作りしていました。
最初の年は、研修でお世話になった梅本さんの奥さん、明子さんに教えてもらいながら、作りました。
次の年は、自宅で4キロの乾燥豆を味噌用にすべく、ポテトマッシャーで必死につぶしましたが(笑)最後のほうは腱鞘炎のようになっていました
山形に来てからは、実家の餅つき機のみそづくり用のハネを使用してつくりました。
被災者支援のイベントで、河北町溝延の後藤さんのところでの味噌づくりにも参加させていただいたこともありました。
新庄の農大の加工研修で、麹づくりを教えてもらってからは、米麹を自分で作ってみそづくりをしたこともありました。
そして昨年は、いよいよ大江町の菊地麹屋さんにお願いして、大量の豆と米を託して、大きな木製樽に味噌を仕込んでいただきました。かなり大量なので、当分自分で仕込むことはないかなと思っていたのですが(笑)
今回は子どもと一緒に作る味噌づくり。
私たちの豆と白鷹のノラの会の有機米麹。
(お豆も煮ていただいたので、本当にありがたい味噌づくり会でした)
米麹と塩を混ぜるときは手刀で切るように混ぜるとムラになりにくく、早く混ざることを教わりました。正しい所作は美しく、合理的だなぁと改めて思いました。
ビニール袋を二重にして豆をつぶし(しっかり粒をつぶすことによって、発酵が早まり、菌の繁殖を抑える効果があるそうです)、麹と塩の混ざったものをキレイな手で混ぜ合わせる。
味噌玉を作って、保存容器に梅の花の形に打ち付け(1段ごとにギュッと押し固める)、終わったら、塩で蓋をして、重石をして1年待つとお味噌完成!!!
今回の味噌づくりで学んだことは、常在菌のチカラです。
人はみんな常在菌を持っています。子どものほうが多く持っているそうです。
お母さんの手で握ったおにぎりが美味しくて元気が出るのは、常在菌がついているから。
家族には家族の常在菌が効く(元気になる、免疫力アップ)のだそうです。
だからこそ、味噌づくりを素手ですると、自分たちの常在菌がチカラを発揮して、自分たち仕様の味噌になるそうです。
いただいたランチでは、子どもたちがにぎった小さなおにぎりが出てきました。
(おにぎりを握って、少し時間が経つとちょうど良い発酵具合になるらしいです)
そして、デザートにはなんと、味噌用につぶした大豆にナッツを入れたものに、ココアやきなこ、ごまなどをまぶしたものが出てきました!
煮大豆がデザートになるなんて、初めてのことだったので驚きました~。
(息子の撮影)
これも子どもたちがニギニギとしたので、常在菌たっぷりだそうです。
大量には難しいけど、毎年少量でも常在菌入りのお味噌づくりをしてみようかな~と思いました。
少量なら米麹も作れそうです
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コメント
なっちゃんとけんくんの常在菌をたっぷり使った味噌作り♪。私も楽しくご一緒させて頂き有難うございました。大豆も無理を聞いて頂きありがとうございました。美味しかった♡。
今、味噌樽の中で常在菌がぬくぬくと過ごしているかと思うと、出来上がる味噌が一層愛おしくなってしまいます。
その味噌で作るおつゆは格別・・・かも。
では、又~。
投稿: あーちゃま | 2018年3月24日 (土) 22時49分
あーちゃまさま
コメントありがとうございますー!
夏実は来年の3月20日になったら、文さんのおうちでつくったお味噌が食べられるんだよ!と、父ちゃんに今日も報告していました~
おはぎを作ったときも、これは母ちゃんのアレがたくさん晦あてるんだね(常在菌という名前を覚えてない)と、なんだか楽しげでした。
いつもいつも本当にありがとうございますー‼
投稿: はしもと | 2018年3月26日 (月) 18時15分